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「土の音楽、ふれてきいて、かたどろう」山梨県上野原で「うつわ」づくりが進行中!

2014年4月30日

山梨県・上野原の山の中で大地窯(おおちがま)を運営、日々作品づくりに取り組みながら暮らしていらっしゃる陶芸家のヴェロニカ・シュトラッサーさん。

ヴェロニカさんの陶芸を通じた活動や、自然とともにある生活、ものごとの考え方などには、私たちがふだんせわしなく過ごしている日常ではなかなか感じられない豊かな時間が流れています。

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写真:新美志保

 

「子どもたちと一緒に、ヴェロニカさんに会いに行きたい。」

もび主宰の西井夕紀子のそんな長年の思いが実現し、昨年12月から陶芸体験の連続プログラムをスタートさせていただくことになりました。ヴェロニカさんが作品づくりの際大切にされていることを、子どもたちと一緒に知ることができたら、と考えています。

ヴェロニカさんの「土のうつわ」は、私たちの生活と自然がつながっていることをあらためて思い出させてくれるものです。お茶を飲んだりご飯をいただいたりする時に感じる「うつわ」の質感、「手で見る」うつわの形には、ヴェロニカさんがそっと手をそえてひきだしてこられた「土の声」がとけこんでいるからでしょうか。

 

作品のコンセプト

作り手が粘土を自在に扱うのではなく、土が形を成すのを手伝う-土の声を
聞くということに主眼を置いて作陶を行っています。作品から土のこと延いては地
球環境のことを考えていただければ幸いです。

大地窯のブログより

 

ヴェロニカさんのお宅ではいつも、みんなでご飯を食べる瞬間がゆったりと、大切な時間になっていくのを感じます。

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「土の音楽、ふれてきいて、かたどろう」

自然の厳しい側面やあたたかいところを肌で感じながら「手でつくること」。土の変化とともにじっくくりととりくみます。

■プログラムの流れ(予定)
2013年12月:
土を探し、ふるいにかけ、水とあわせてよくこねて、眠りにつかせます ★終了しました

(2014年6月:
ちょうど半年後、眠りにつかせた土をこねて「うつわ」づくりの準備をします
2014年6~7月頃:
いよいよ「うつわ」の形づくり、焼くことに挑戦します)

→土の発酵を待って2014年11~12月開催となりました。

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■1回目の開催(★終了しました)
日程: 2013年12月7日(土)
時間: 午前11時ごろ集合(上野原大地窯)http://oochigama.exblog.jp/
もちもの:
・あたたかく、よごれてもよい服装で来てください
・スコップ
・ふるい(もしもっていたら)
・七輪で焼いてみたいもの、野菜など(お餅のご用意があります。お昼ごはん用です。)
企画・主催:もび

 

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